いのちのキセキ~元精神科看護師の実話に基づく人生を無限大に面白くするいのちのしくみ~

この物語は、人生に絶望し世界も自分も消えてなくなれと願っていた数年前の私が、自分の人生を通して、人生やいのちのしくみに気付き、人と幸せとは何かを追求し、揺るぎない幸せを育んでいくノンフィクションストーリーです。できれば、最初からお読みいただいたほうが内容が伝わり易いと思います。

カテゴリ: ☆シン第一章☆新たなるステージへ

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次は
こちら

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びっくりしたのが、弁護士さんが、

警察がこの事件を大々的に捜査したと言っていたことだ。

 

 

両親と私の3人ともびっくりして、父は

 

 

「うち来たのは一度きりで、聞かれたのは、

あの家はそんなに仲が悪いのかってことだけで、

当日のことは何も聞かれなかった。」

 

 

父は人の家の仲の良さなんて知らないから

「知らない」って答えたきりだと言っていて

 

 

私と母は

「私たち何にも聞かれてない…。

翌日はお巡りさんやら消防署の人が20人ぐらいいたけど、

それ以外で、見かけたことがない…。

捜査ってこっそりやるものなのかも知れないけど…」

 

 

うちは事件があった家の真向かいだが…、

被疑者の幼馴染と同い年で同級生の私だって住んでいるのに

殺人事件の捜査ってそんなものなんだろうか…?

 

 

両親共々びっくりだった。

 

 

だから火事直前に幼馴染の家から不自然な声が聞こえたという、

母の証言も今頃になって出て来たんだろう。


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2013年04月25日のmixiの日記より修正して再録

 

 

弁護士さんが実家に来る日程が決まった。

 

 

面白いことに弁護士さんが

指定して来た日時は、22日の2時だった。

 

 

222と2のゾロ目だったが、スピの世界では

ゾロ目は「進む道が正しいですよ」のサインと言われているので、

それだけでテンションが上がる。

 

 

悶々と考え込む日々を送っていたので、

こうしたサインがあるだけでも救いになった。

 

 

もう裁判は終わっているし、弁護士さんも急いでおらず

忙しい合間をぬって、来て下さっていて、のんびりと調べて行くそうだ。

 

 

そもそも弁護士料はどうなっているんだろう?

 

 

私が連絡した後、すぐにわざわざ長野刑務所まで

幼馴染に会いに行ったのはその辺の相談だったり、

再審請求をすることに関してなのかな?

 

 

その辺のことは知らないし、私が口を出すことじゃないのかもしれない。

 

 

とりあえず新しい証言がでたことに

幼馴染は喜んでくれていたようなので、

とりあえず、今は私にできることをしよう…。

 

 

幼馴染に変に負担がいかないといいなと思った。

 

 

 

それで弁護士さん4人(前回話した人+弟子っぽい人が二人)が

実家にいらして両親に当日のことを聞いた。

 

 

どうやら、父の「あいつ喉やられて話せないだろう」っていうのは

父の推測であって、父は隣の家の玄関口に避難している

幼馴染と、その母親をちらっと見たぐらいらしい…。

 

 

確かにあの時、父の様子が変わって、

何かのエネルギー体が入った感じがしたので、

何かの存在に喋らされていたのかもしれない

(時々こういったことはあって、そういう時は、

話した本人が覚えていなかったり、何でその話をしたか

後から振り返って分からない場合が多い)。

 

 

その話で驚いたので、他の話を色々と聞くことができたので、

必要だったんだろう。

 

 

いつもながら意味あり気な展開に恐怖を感じた。

 

 

実際はケータイで119番通報したり、直後は話せていたようだ。

 

 

ただ気道熱傷の場合は気道に浮腫がでる恐れがあるし

徐々にうまく話せなくなった可能性はあると思うがその辺りは不明だ。

 

 

そして母が火事の直前に聞いた

「きゃあ きゃあ きゃあ きゃあ」って子どもが遊ぶような声が、

どの辺りから聞こえたかを録画していった。

 

 

その声は台所の辺りから聞こえたそうだ。

 

 

弁護士さんに亡くなった幼馴染の母親の声か聞かれて、

彼女はもっと声が太いから、別の人の声じゃないかと言っていた。

 

 

 

そして5分もしないうちに、ベランダから煙を見たという話しなので、

ベランダからどのように幼馴染の家が見えるか撮影していった。

 

 


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愉快犯的な変態さん以外で怨恨で火をつける人も

時々、ニュースで見るが、よほどの恨みがないと、

燃やしつくそうって発想にならないんじゃないか推測する。

 

 

おそらく対象の被害者に直接、対面して危害を与えることができない

気弱なタイプが犯人だと思う。

 

 

家の周りに灯油をまいてなんていうのも、

異常だが今回の事件が本当に幼馴染が犯人だとしたら

直接、母親に灯油をかけて火をつけたことになるが、

そんな発想をする人間は、なかなかいないと思う

 

 

患者さん達のケースで多いなと思ったのは

撲殺、絞殺、刺殺など、人は強烈に頭に来たり、

精神運動興奮が高まった状態では、

直接、手がでるか何か武器のようなものを使うのが通常だと思う。

 

 

私の印象だと、男性は撲殺的な暴力的なケースが多くて、

刺殺だと女性的な印象を持っている。

 

 

撲殺とか絞殺ならともかく、30代でガテン系の仕事をしていて

体力もある幼馴染が、

60代の母親に灯油をかけてなんて考えづら過ぎる。

 

 

仮に揉めたあげくに灯油をぶちまけたとしたら、

幼馴染の足が全く受傷していないのが不自然だと思う。

 

 

患者さん達なら、ありえない発想をすることがあるので、

ともかくとしても、幼馴染の証言だと

燃えている母親をみつけた直後に自分で覆いかぶさって

火を消して自分もひどいやけどを負っている。

 

 

そして自分でケータイから119番通報しているそうだ。

 

 

本当に衝動的に母親に火をつけるぐらい

精神運動興奮が高まっておかしくなっている状態だと

そんなにすぐには冷静になれないと思う。

 

 

精神科救急で自傷他害の恐れがあって

入院してきた人をたくさん見て来たが、

正気に戻るのに数時間~数日かかる。

 

 

これらは私の経験からくる憶測にすぎないが、

あながち間違っているとも思えない。

 

 

話を聞けば聞くほど、冤罪の可能性が高いと思う。

 

 

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/1755/2299/67377280

このサイトにも証拠がなさすぎるとあるが、

本当にその通りだと思った。

 

 

それなのに、どうして幼馴染は有罪になってしまったんだろう…。


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帰って来てからふと、

精神科で働いていたころに精神鑑定の鑑定医が

 

 

「今度、来る被疑者が放火魔なんだよ。嫌だな~。

断ろうと思ったんだけど断れなかったんだよ。」

と言っていたのを思い出して、私なりに推理をしてみた。

 

 

確か動物って通常、火を恐れるけど、

その恐ろしい火を使って放火をしようなんて極めて異常で

内側に抱えている病理が底知れないから嫌だと言っていた。

 

 

その医師の個人的な見解かもしれないが、

放火をするような人間は絶対に何らかしらの精神疾患を抱えている。

通常の人の心理では考えづらいっていっていた。

 

 

確かに、精神科の看護師をしていた時に

精神鑑定や精神科救急で色々な犯罪者をみて来たが、

放火ってちょっと独特な犯罪だと思う。

 

ニュースとかを観ていると多い印象があるが、

あくまで私が遭遇したケースに限るが、実際は少数な印象がある。

 

 

平和病院(仮名)に勤めていた時に

患者さんが火をつけて病棟が火事になったことがあったが、

その患者さんは妄想で世界没落体験といって

世界が終ったような妄想体験をして、

世界が真っ暗になったから、火の灯をつけようとして、

ベッドに火を付けたら火事になったので結果としては放火だったが…、

本人はそのつもりではなかったと思う

(ちなみに死傷者なくニュースになっていない。)。

 

 

これぐらいものすごい幻覚・妄想状態ならともかく、

放火魔にしても、そうとう異常な病理を持つ人でないと

火をつけようとする人は、なかなかいない気がする。

 

 

通常、動物って火を恐れる。

 

 

でも人間は火を扱うが、ある程度、ルールにのっとった上だ。

 

 

通常の人の心理では、火は危ないというのが頭にあるので、

放火って意外と思いつかないものだ。

 

 

火傷って少ししただけで、ものすごい痛いし

普通の傷に比べて、受傷した時の痛みも

治る経過でも痛みも激しいので、意外と避けて通る。

 

 

精神鑑定の対象になる犯罪は

殺人・強盗・強姦・放火・傷害とあるが、

他の犯罪は被害者の人と対峙しないといけないにも関わらず、

放火だけは対峙しないで良いので、

相手と対峙する勇気のない気の弱い人で

潜在的に強烈な憎悪を持っている人が多いと言われている。

 

 

火に関しては自殺に対しても同じで、

私は仕事柄、自殺企図をたくさんみてきて、

成功した人も失敗した人も知っているが、

焼身自殺って滅多にいない。

 

 

焼身自殺したと聞くと「すげぇ気合い入っているな」って

自殺したこととは、別な意味で衝撃的だった。

 

 

焼身自殺って自殺の中で一番苦しいというし

苦しくて自殺するのに、

他にもたくさん楽な方法があるのにどう考えても苦しい上に、

もし助かった時に、この上なく悲惨な焼身自殺を選ぶって

何か訴えたいことがあるとかで、

そうとう気合いが入っているか

現場でもめたあげくの行動か、

そうとう病んで精神が壊れているかだと私は思う。

 

 


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ただ知ってしまった以上、私は私にできることをしたい。

 

 

それにすべてがひとつである以上、

私だけ幸せであっても本当の意味で幸せでないことを知っている。

 

 

これから幸せの時代が始まる…。

 

 

だから自分のため…、すべてのために…、

このままではいけない。

 

 

そう思って、幼馴染の弁護士さんにメールした。

 

 

うちの両親の証言が、どれぐらい役に立つか分からない。

 

 

何も伝えないよりも伝えて、不要だと分かったほうが気が楽だ。

 

 

それで連絡したら弁護士さんが喜んで、朝一番で連絡をくれて、

次の日にお会いすることになった。

 

 

なんと弁護士さんは、その日のうちに幼馴染がいる長野刑務所まで

新しい証言がでたことを報告にいかれたそうで、

幼馴染も目を輝かせていたと言っていた。

 

 

良い方が弁護士さんで良かった。

 

 

それで弁護士さんの事務所まで行って、

担当の弁護士さん2人に会ってきた。

 

 

弁護士さん達は、間違えなく幼馴染の無罪は確実だと思っているが、

証拠がなくどうしようもなかったそうだ。

 

 

そこで、母が火事の直前に家の前で聞いた

「きゃあ、きゃあ、きゃあ、きゃあ」という女の人の声や

その声を聞いてから、2,3分で煙が来た話。

 

 

父は火事が起こって、すぐに異変に気がついて、

見に行ったら幼馴染とその母親が隣の家に逃げ込んでいるのをみて、

幼馴染は火傷で喉がやられている感じだったので、

幼馴染が自供したという証言について不思議がっていたこと。

 

 

幼馴染とその母親はひどい火傷を負っているのに、

その姉は手に少し怪我をしていただけで洋服も汚れておらず、

綺麗な状態だったので近所の人もうちの両親も

不自然だと不思議がっていることを話してきた。

 

 

http://www.t-nakamura-law.com/blog/justice-system/post246/

これにも警官の偽証が認定されたとあるが、

幼馴染が自供したということ自体が疑わしいこと。

 

 

「きゃあ きゃあ」と言う声は火がついた本人が、

「きゃあ」なんて声を発する訳がないから、

第3者の声である可能性が高いことを聞いた。

 

 

母はこのあと、数分で煙に気付いているので、

うちの母親が事件の第一発見者である可能性があると言われた。

 

 

幼馴染の姉も証言をしたそうだが、

この辺りのことは話してないと言っていた。

 

 

証拠も何もなく、証言も偽証のものばかりで、

出火場所もどうみても、台所なのに検事側や警察が言っている、

廊下ということになったが廊下から通じている、

2階がたいして焼けていないから、おかしいと言っていた。

 

 

今度、うちの実家に弁護士さんがいらして、両親に話を聞くことになった。

 

 

なんか再審って、ニュースでよく聞くが、

再審が裁判になるのって裁判の中では、

何億分の一の確立とかのレアケースらしく、

だから再審だとニュースになるらしい。

 

 

再審請求は書面だけで、裁判をしないでも、

無罪になる可能性もあると聞いて希望が持てたので、

勇気を出して弁護士さんに会いにいって良かった。

 


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