いのちのキセキ~元精神科看護師の実話に基づく人生を無限大に面白くするいのちのしくみ~

この物語は、人生に絶望し世界も自分も消えてなくなれと願っていた数年前の私が、自分の人生を通して、人生やいのちのしくみに気付き、人と幸せとは何かを追求し、揺るぎない幸せを育んでいくノンフィクションストーリーです。できれば、最初からお読みいただいたほうが内容が伝わり易いと思います。

カテゴリ: ☆第4章☆嘘と真実~自分に正直に生きる

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜



面白いことに自分の人間関係のパターンがあるようで、
離れてもまた同じような人が表れる。


しかもどんどんキャラが濃くなったり、内容がエスカレートしたり、
同時多発したり、面倒なことに巻き込まれるようになって疲れ果てた。


その都度、相手に嫌だといえない自分を変えようとするなど対策をした。


それでもどこか相手に良い顔をしている自分がいて、
嫌だと伝えつつもどこか丸く収めようと柔らかく伝えていたりした。


このころになると、ハラワタが捩じれる想いって、
こんな想いなんだっていうのを体感できるぐらい、
腹立たしいことが何度もあった。


なんでなんだろう…?


よく自問自答していたら、ある時、自分の中から声が聞こえた。


「嘘つきは嫌い」


あ~なるほど、あの人たちは変に覚醒した人たちで
言っている事が日によって全く違ったり約束を忘れて、
すっぽかされたり何度もしていたので、確かに嘘つきだよな~、
そうか、そうかあの人たちが嫌いなんだ…。


そう納得していたら、


「違うよ…あなただよ…」今度はそう聞こえた。



えっ…私???


私が嘘つき???


私は正直者で…嘘なんて…、あっ、私…自分に嘘をついている…。


その時に気が付いた。


私はその人たちがずいぶん前から大っ嫌いだった。


自称覚醒している、その人は約束を守れないほかにも、
口には出さないものの自分は覚醒していて
すごい存在だと思っていたのが見え見えで、
私には執着がないとか、私には怒りの感情がないとか、
そんなことをよく言っていた。


だから何か間違いを指摘しても、自分はすごいと思っていて
私は下の人間なので、聞き入れてくれなかったり、
その人に伝わる情報にはその人自身のフィルターがかかっていて、
情報が捻じ曲がって伝わって、同じ出来事でもその人が話していることと、
他の人が話していることが全く違うなんてことがザラにあった。



どんなに伝えても違う解釈をしてくるので伝わらなくて困っていた。


せっかく現世に産まれて修道女でもあるまいし、
執着だって怒りの感情だってあっていい。


そう思って悔しかった。



結局の所、その人の行動にハラワタが捩じれるぐらいムカついたのは、
本当はそれぐらい相手のことが嫌いのなのにそのことに蓋をして、
それを感じないようにしていた自分がいたので、
それに気付くべきして、その人の嫌な面をたくさん見させてくれたんだと思う。



だけど、嘘が嫌いで正直者のはずの私が私自身に嘘をついていた。
だから許せないほどの嘘付きが私の人生に繰り返し表れてくれたのかもしれない。


そして自分に嘘をついていると気付いてから、
その自分を正直に受け入れて、
「あなたのことが死ぬほど嫌いです。2度と関わり合いになりたくありません。」



そう伝えたら、それから私の人生に嘘付きが表れなくなった。
表れているのかも知れないが、全く気にならないのでスルーしていると思う。


誰よりも私は私自身に正直でありたい。この頃、そう私に誓った。

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜




思えば、ヒーリングをやり始めたばかりのころから
私の周りには嘘つきが登場するようになった。


それまで自分をごまかして生きていたので
気がつかなかっただけかもしれないが、
ここ2年ぐらいの間に出会った嘘付きは自称覚醒している人や、
ものすごくスピリチュアルな能力に長けている人が多かったが、
後から考えれば、本当に能力がすごかったというよりも、
その人の誇張している話しを信じていただけかもしれない。


自称、覚醒した人の中にはスピリチュアルエマージェンシー
まっしぐらのような現実的に見たらかなり怪しい人もいた。


最初のうちに出会った人は本当に些細なこと、
向こうから電話がかかって来た時でも、
相手は私からかかってきたと周りの人に言ったり、
本当は彼氏でもない人のことを彼だと周りに話すなど、
どうでもいい、ちっさい嘘をたくさんつく人だった。

要はその人は自分をより良く周りに見せたかったんだろう。


嘘付きは色んなバリエーションで表れた。


第3章で書いたような、明らかな嘘の噂話を言ってくる人もいたし、
本人は嘘をついているつもりはなくても、
日によって言ってることが全く変わるので
客観的に言ったら嘘をついているように見える人がいて、
周りをそうとう振り回していた。


他にも子どもみたいに思い込みのストーリーをつくる人とか、
人には注意するくせに、自分で平気で同じことをやる人もいて、
私から見たらそれも嘘つきに見え違和感を感じていた。


私が正直で嘘のつけない性格だからなのか、
余計に相手の嘘が気になった。


最初のころは面倒なことに巻き込まれたくなくて、
穏便に済ませる振りをして、相手と距離を置いたり色々と対策をした。


離れた人の中には、後から他の人に、
あの人はネットオークションで買った粗悪品の石を
Aランクだと言って売っていたと聞いたり、離れて良かったと思うことがあった。

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜



無理をするのをやめて退職すると決めた瞬間から、
あんなに辛かったエネルギーの不調が驚くほど一気になくなった。


きっとサイキックアタックや霊症だけでなくて、
何か不調があれば、それを理由にやりたくないことを断ることができたり、
うまくできない口実になるなど自分に言い訳ができたり
好都合なことがある。結局はそれすらも自分が引き寄せていたものだった。



だから私は自分の望みでもないことを無理して頑張ることをやめた。


本当の自分の望みが何なのかまだ漠然としていてよく分からなかったが、
幸いなことに仕事をせずに専業主婦になることを夫が快く受け入れてくれたので、
夫の好意に甘えて、ゆっくりと時間をかけて自分の声を聞いて行こうと思った。



どうしても人は自分自身の価値を認めて欲しいから、
外側に見える形で頑張りたくなってしまう。


そういう私も認められたくて、たくさん頑張ってきた。


だからその活動をやめて専業主婦になることに対して正直、恐怖もあった。


でも夫は私が頑張らなくても、
頑張ってもどちらでも変わらずに私を愛してくれた。


あの人は自分が本当に好きなことをやっていて
満たされているからなのか、私に多くを求めず

「いてくれるだけでいい」、

「りえちゃんがやりたいことなら、何でも応援するよ」そういってくれた。


そうしているうちに無理して頑張れなくなって、
頑張ることが苦痛になっていった。


だから苦痛な想いがこういった出来事を引き寄せたのかもしれない。


そもそも頑張るって、頑なに張るって書くし苦しいイメージがある。


だからスピの世界では「頑張る」じゃなくて「顔晴る」って書いて、
楽しく顔晴ろうと表現していることも多い。


以前から「頑張らなくていい」とメッセージをもらうことがあったが、
どうやら無理して頑張らなくても、
本当に好きなことは傍から見てどんなに大変そうなことでも、
本人はそれを苦労と思わず夢中になってできるということを、
夫を見ていて学んだ。


夫は超心理学の分野においては、世界的に名が知れているらしいが、
本人は有名になろうとして研究している訳ではなくて、
大好きなことを追求していたら、そうなったようだ。


私はそんな夫を尊敬しているし、憧れてもいるし、
時としてそんな夫が羨ましくて嫉妬することもある。


だから私も夫のように本当に自分が大好きなことをして生きたかった。


だから私も本当に自分が大好きなことを見つけようと思った

新婚旅行で沖縄行った時の画像



この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜



そのことをきっかけに私はあることに気が付いていった。


いつも何か問題があっても、自分は責められないように、
私なりに最善をつくし頑張ってきた。


だから嫌なことが起こると人のせいにしていた。


だけど嫌な出来事があるということ自体が
何かのサインだったのかもしれない。


私はそのことを本当に望んでやっていたのだろうか…。


仕事は何も楽しいことばかりじゃなくて
雑務もこなさないといけないこともあるけれども、
きっとそれが本当に望んだことの道筋のひとつであるならば、


それすらも不快じゃないのかもしれない…。


どうやら一連の不調やトラブルは自分の心に嘘をついていたり、
本来の自分の望みとズレている時に強く現れることに気が付いた。


どうやら私にとって統合医療の実現は、当時の傷ついた自分を
その夢に投影していただけのことで、
私の本当の望みではなかったようだ。


自分自身が癒され、そして結婚して自分の居場所もできたことで、
その夢に投影するものが何も無くなってしまったようで、
やる気を失っている自分がいることに気が付いた。



それに私が本当はやりたくないのに、
無理してやっていると業務にも影響がでる可能性がある。


実際の所、訪問看護の利用者さんが思うように増えなかった。


もしかしたらそれすら、本当はやりたくないという私の想いが
留めていたのかも知れないと思った。



そして訪問看護を始め、
無理して頑張っていたすべての活動をやめることを決めた。


まるで必然のように近くに越して来てしまったので、
変に責任感を感じて無理していたが、私が無理する必要はないし、
ミルミルさんの所には同じ想いの同志がどんどん集まって来ていたので、
私がいなくても大丈夫だと思った。


それに他にも統合医療の実現に関して活動している
素晴らしい医師や看護師がたくさんいるので、
これから間違いなく実現していくと思った。


私が退職した後に訪問看護の利用者さんも徐々に増え、
代わりに訪問してくれる看護師さんも私と入れ替わりで
入ってきたそうなので良かった。

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜





2012年02月16日に当時を振り返って書いたmixiの日記より一部、再録



震災後、私だけでなく人々の意識が大きく変化したように思う。


当たり前にあった日常が当たり前でなく
かけがえのない大切なものであったこと。


いつなんどき何があるか分からない。

だから自分に正直に、後悔しないように生きよう…。
そんな風に気持ちが変化し、震災を機に、自分がどう在るべきか、
どう生きるかを問い続ける時代に変化したように思う。


ヒーリングボランティアから戻ってきて、
再びエネルギーの不調が起こるようになっていたし、
統合医療の実現に向けて、共に頑張っている仲間内でも
色々と問題が起こるようになった。


ミルミルさんが始めたヒーリングができる
訪問看護ステーションも活動を始めて半年が経った。


まだ利用者さんは二人だったので、ミルミルさんや
他のスタッフと手分けして訪問をしていた。


訪問を始めたばかりのころは医療でヒーリングを
用いることができて嬉しかったし、
利用者さんの主治医がヒーリングに理解を示してくれて
指示書を書いてくれるなど徐々に良い兆候がみられていた所だった。


まだ始動し始めたばかりだし
前例がないことなので問題が起こるのは仕方ないが、
そういった理由を踏まえても、どうにもこうにも腑に落ちないような
トラブルが起きていた。


雨降って地固まるというが、トラブルの中には、
トラブルが起きたことにより、良い方向に落ち着くこともある。


でもそういうレベルの不快さではないし、一度や二度ではなくて、
次々と不快な場面に多くあっていた。


それに以前は夢中になって統合医療に関する
色々な活動を手伝っていたが、このころには
全く楽しくなくなっていて苦痛になっていた。


最初は意味が分からずにいて起きた問題を順番に対処していっていた。


それがどんどん耐えられないような面倒な問題が起きたり、
それだけは許せないと思うような出来事に変わって行き
「もうなにもかも嫌!!」と叫びたくなるような気分だった。



6月のある日、あめりさんが東京から実家のある
鹿児島に戻るということで「あめり祭り」という名の
送別会があったので、私も参加した。


あめりさんはこれからの時代の流れについて、


「時代の光が強くなったことで、今まで隠しておいた部分が
どんどん浮上するようになります。

自分の心の隠されていた部分も浮上してくるので、
自分の本音が隠せなくなり、嫌でも自分の本音と
向き合わなかればいけないような出来事が起こるようになります。


そうしてどんどん本音を出して、本音で生きるようになることで、
上辺だけでない本当の意味での感謝、
本当の意味での調和が生まれます。」


そう教えてくれて、あまりにも自分の状況と合っていたので驚いた。


それだけでなく、一緒に行った友達が、仕事先の整体院でお客さんから
マイナスエネルギーを受けてしまい困っていると相談していた。


そのことに対してあめりさんは
「あなたは本当はエネルギーを受けづらい体質だけど、
他に仕事で負けたくないスタッフがいて、その嫉妬を認めたないし、
負けたくもないから、いい訳としてエネルギーを受けてしまっている。」

とエネルギーを受けてしまっていることの原因が
本人にあることを指摘してくれていた。


あまりにも本質をついた深いリーディングで驚いた。

↑このページのトップヘ