いのちのキセキ~元精神科看護師の実話に基づく人生を無限大に面白くするいのちのしくみ~

この物語は、人生に絶望し世界も自分も消えてなくなれと願っていた数年前の私が、自分の人生を通して、人生やいのちのしくみに気付き、人と幸せとは何かを追求し、揺るぎない幸せを育んでいくノンフィクションストーリーです。できれば、最初からお読みいただいたほうが内容が伝わり易いと思います。

カテゴリ: ☆第0章☆能力に目覚める前

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


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結婚式の準備に向けて彼の両親は色々とうるさくいってきた。



大久保さんの父親は好き嫌いが異常に多くて、
外食ができない人で外食をする時は
大久保さんの母親が味見をして父親が食べられるか
判断してからでないと食べられなかった。



何が嫌いというよりも、味付けでごま油が入っていたらアウト。
醤油ならOKとか決まった味つけのものしか食べられない人だった。


大久保さんの母親が結婚式で父親の食べる
食べ物がないのではと心配してきた。



肉を魚にすれば良いというレベルではないので、
困り果てて担当の人に相談したら、
メインの料理以外はお子様ランチしかないと言われた。



まさかお子様ランチは食べないだろうと思って
パンでも食べてれば良いのではと思って
大久保さんの両親に伝えたところ…、OKがでて、
新郎の父親が披露宴でまさかのお子様ランチを食べることが決まった。




他にも大久保さんの妹は声楽をやっていてふくよかだった。



年齢は私の少し上なので30歳過ぎだっただろう。



事前にカラードレスの色が自分の着る服と
ダブらないようにと心配して聞いてきて、
そこまで気にして聞いてくる人は他にいなかったので、
まさか舞台衣装でくるつもりじゃないかと心配していた。




だが妹は聖歌隊として結婚式場で勤務しているので、
そんなことするわけがないと大久保さんに言われた。




だが私の予想通り、舞台衣装としか思えない
派手なエメラルドグリーンのサテン地のドレスで参列していた。



大柄な上にお化粧も完全に時代遅れというか舞台化粧のように濃く、
まるでチンドン屋としか思えないほどに目立っていた。



ペチコートは入っていないAラインのドレスだったのに、
大柄なせいかものすごい裾の広がったドレスにみえた…。



私だけじゃなくて他の人もそう思ったようで
1メートル以上幅のあるドレスを着ていて
異常なぐらい目立っていたと誰もが言っていた。



完全に花嫁の私の500倍ぐらい目立っていた。


異常なぐらい目立つので、むしろ他の何も目に入らないぐらいで、
人は想像を絶するぐらい驚くと本当に目が皿のように見開くんだと
自分で体験して分かった。



その格好で「おめでとう」と駆け寄られた時は平常心を保てず、
凝視できずに完全に目が泳いでいた。



集合写真をみても、花嫁の私よりも明らかに目立っていたので、
姉や私の家族は常識がなさすぎると憤慨していたし、
このころから私の家族は大久保さんや大久保さんの家族を嫌っていた。

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


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文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


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20歳前、デザイン専門学校の学生だった私は、
渋谷でティッシュ配りのバイトをしていた。



ある日、109近くの薬局の前でティッシュを配っていたら、
修学旅行の団体らしき制服を来た集団がやってきた。


その集団のあまりのすごさに見た瞬間、凍りついてしまった。



よくあるブレザーの学生服にひざ下のちょっと長めなスカート、
三つ折り靴下。当時はコギャルブームで
ミニスカにルーズソックスの女子学生はよく見かけたが、
いかにも真面目そうな学生服の着こなしをしている学生の集団が
渋谷にいるのは、少しばかり珍しかった。



しかも…、なんとその集団の先頭の女子学生は
顔が1メートルぐらいあった…!!



例えていうなら象につぶされたような感じだろうか…、
本来の顔のところに踏まれてつぶれたような顔があって、
目も細長く開いているのか分からず顔全体が突っ張っていて
若干盛り上がっていた。

それ以外の広がっている部分はケロイドのような
象の皮膚のような質感で顔の中心よりは薄めに広がっていたが
10センチ以上の厚みがあるように見えた。

広がった顔の部分はお腹ぐらいまで来ていて、
上の部分も通常の頭の高さよりもずっと高く
ものすごい大きさの顔に感じた。


体はまるでくる病のように骨が曲がり、
内またで体が30度ぐらい斜めに傾いていた…。



その女子学生だけでも驚きなのに、
10人ぐらいの集団で歩いている中には顔が異常に小さくて
恐らく直径15センチぐらいのキツネ顔の子が居たのと、
頬にまるでこぶとり爺さんのような20センチぐらいのこぶがある学生も
何人かいて明らかに異様な集団だった…。



ものすごい集団をみてとんでもなく驚いた…。



だが、その時の世間知らずだった私は、
きっと身体の不自由な人たちで、
そういう人達が通う養護学校があって、
その学校の修学旅行だろうと思い込んでいた。



なので最初こそ驚き過ぎてフリーズして見入ってしまったが、
あまり挙動不審にするのも失礼だと思ったので、
周りの人がどういう反応をしていたかまで気がまわらなかった。
だから私以外の人が見えていたかは不明だ。




大人になって看護師免許も持ち医療的な知識を学んだ後も、
そんな学校は聞いたことがない。


あの時の私は、彼女達があまりにもしっかりと実体があったので
人間だと信じて疑わなかったが、20年経って、
色々な人の話を聞いてようやくそれが妖怪の集団だったと気づいた。




彼女達のような妖怪などの肉体をもたないエネルギーだけの存在は、
実体がないので実体を伴ってみえる時は、
視る人の脳の中で勝手に変換されるらしく、
その人がもっているイメージや時代背景に沿ってみえることがあるそうだ。


国によって信じられている妖怪が違うのはこのためらしい。


同じエネルギー体でも国によって見え方が違うのはその国での
妖怪のイメージに合わせて出てくるらしいし、
見る人の持っているイメージによって多少の違いも出るらしく、
同じエネルギー体を見ても人によって見え方が違うこともある。



昔の妖怪は着物を来て、集団で現れるのがよく目撃されていたらしいが、
そんな集団が渋谷に現れたら、不自然極まりないので
今の時代に合わせて学生服で修学旅行風に現れてくれたのかも知れない。


だけど当時の私は全くそんなことと知らずに
養護学校の修学旅行だと信じて疑わずにいた。




私が能力に気付く前に体験していた、不思議体験はこの程度だ。
勘が鋭いことに関しては他にも色々な体験があるが、
あえて記すほどのことではない。



両親も何か新興宗教を信仰しているわけではなく、
至って普通の仏教徒だ。父は毎朝、お経を唱えていて
それなりに心神深いが、そういったことは強要されたことはないので、
スピリチュアルな世界に染まって生きてきた訳ではない。




話は前後してしまうが、このあと第1章から私の物語が始まる。

この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次はこちら


文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


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本編に入る前に能力に気付く前のことについて話すこととする。



私はある時期までの自分に、
スピリチュアルな能力があることを全く知らなかった。



電話に出る前に用件が分かったり、
予知夢のように、夢でみた通りのことが実際にある…
なんてことが何度かあったが、
ちょっと人よりも勘が良いぐらいに思っていた。



幽霊話や超能力などのオカルト話は好きな方だったし、
信じてもいた。友達で霊感のある人もいたけど、
それは一部の人間のもので自分には
そういった能力はないと思い込んでいた。


時々、金縛りにあったりもしたけど、それは疲れているだけで
霊体験ではない。恐怖感から、そんな風に思い込んでいたし、
幽霊に関しては20歳までにみたことがなければ一生みることがない、
そんな都市伝説的なジンクスを信じていた…。



だが後から振り返れば、以前からスピリチュアルな能力の兆候は
あったのだが私は全くそのことに気がついていなかったようだ。


それに私だけでなく、すべての人が封印しているだけで
スピリチュアルな能力を持っていて、
日常の中で気付かずにその能力を使っていると考えられる。



幼稚園の私


小学校の私

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