ずっと作り物の嘘の世界を生きて来ているような感覚だった。



同じ言葉を話しているのに、言葉が通じていない感じ…。


私が言いたいことは、それじゃないのに…。


どうして分かってくれないの?

どうして通じないんだろう?

この世界はおかしいよ。みんな心の中で嘘ばかり言って、
誰も本当のことを話してくれない。


この世に信じられるものなんて何もないんだ。ずっとそう思っていた。




いつのまにか…、私は私自身が分からなくなっていた。


この私は本当の私じゃない…。


いつの間にか私は私を無くしてしまった…。



自分で自分が分からない苦しみ、
そんな苦しみの中で人から嫌われないように、
自分を演じ、人生を楽しんでいる振りをしながら、
自分にも人にも心を固く閉ざして生きて来た。



演じれば演じるほど自分から離れて行って
違和感が増すばかりなのに、
そんなことに気付かずに自分を探し続けていながら、
自分を演じ続けるという悪循環の渦の中にいた。



自分がそんな風に自分を欺いて生きているために、
世界が嘘だらけに見えて、
何も信じられずに世界に背を向けながらも、
それでも精一杯生きて来た。



どうしてこんなに苦しい想いをしないといけないの?


人生ってなんなんだろう?


人は何のために生きるのだろう?


幸せってなんなんだろう?



私はいつもそう自分に問いかけていた。



神がいるのであれば、
もう何もいらないから生きる意味を教えてください。
そう願ってもいた。




そしてまるでその願いを自ら叶えるかのように、
私は自らの人生を通して、
まるでパズルのピースをはめていくようにその答えを見つけていく。




このお話は人生に絶望し、世界も自分も消えてなくなれと願っていた
数年前の私が、スピリチュアルな世界を知り、
幸せとは何かを追求し続け、
自分の想いを受け容れ、解放し続けることで、
当たり前の日常の中にある、たくさんの幸せに気付けるようになり、
すべての苦しみも悲しみも大いなるしくみの元に起こり、
この世のすべては喜びであり愛そのものだと気付いていく
ノンフィクションストーリーである。




すべては実体験に基づいて書いた
ノンフィクションストーリなので登場人物も実在の方ですが、
個人が特定できないように仮名を用いている方と実名の方がいます。


実名の方は実名で掲載することの許可をいただいている方など
実名で掲載しても問題のない方です。
区別がつくように仮名の方は(仮名)と表記してあります。



まるでドラマのようなエピソードや個性的な方が多く出て来ますが、
決して誇張して書いているわけではありません。
むしろ実際のエピソードをそのまま書くと過激すぎる面があるので、
事実よりも抑え目で書かれていますが、
起きた出来事はすべて実際に起こったことです。

看護師時代のことに関しては守秘義務に関する問題も含まれるため、
個人が特定できないようにエピソードを若干変更してあるものもあります。




スピリチュアルなことに関しては、エピソードは事実ですが、
その内容に対する解釈は人によって全く異なることも多いので、
すべてが真実とは言い切れずあくまで私の主観に基づくものです。


私はあまり本を読むのが得意でないので知識に基づいたと言うよりも、
経験から学んだ面が大きいので
他のスピリチュアルなことを語っている方とは
意見が大きく違う可能性もあります。


それに、この世はパラレルワールド的に人によって真実は違います。
それぞれの人にとっての100%の真実はその人の中にしかありません。
他者に100%の真実を求めることはその人自身の自主性を損なうことになり、
依存対象になったり、自分の中の真実との不和が生じた時に
攻撃対象になるなど、あまり好ましいこととはいえません。



私は自分を誇示したり崇められたい訳ではなくて、
苦しかったころの私が疑問に思っていたことに答えられるようになったので、
あの頃の私に伝えたいと想いで、同じように答えを求めている
誰かの役に立てれば良いなと思って書いています。



徐々に私はスピリチュアルな能力を開花させていきますが、
私が特別なわけではなくて、能力が駆使できていないだけで、
元々は誰でもスピリチュアルな能力を持っていると考えていますし、
より良い生活を送るためにとても有効な能力だと考えています。



スピリチュアルなことを毛嫌いされる方も多いようですが、
人は得体の知れないものに対して恐怖や不快感を抱きやすいので、
この物語を通して多少なりとも、
しくみが分かれば不快さが軽減されるかも知れません。



なので私のことを過信し過ぎることなく、
私の経験に基づくお話でそれぞれの方が、
それぞれの真実を見つけるためのひとつの参考になれば幸いです。



本編の中で大きな事件が2件出て来ますが、
1件目の事件では、看護師としての守秘義務があるので、
事件が特定できないように事件自体の設定を変えてあります。



2件目の事件に関しては、私には守秘義務は一切ないので
事実や感じたことをありのまま記載させていただきました。



私の成長と共に考え方や解釈が変化して行きます。



ヒーリングを学び始めた辺りから、
ミクシィというSNSの当時の日記が残っていたので、
若干の修正を加えてそのまま再録しています。
再録した日記は、区別がつくように、その旨を明記してあります。



文章中の、太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です。


元の文章では、拙く独りよがりな面も多いですが、
そこから色々なことに気付いて成長していく姿が伝わり易いと思います。
現在の私の解釈を伝えることで、
その出来事の潜在的な意味が分かり易いと思い太字で記しています。

太字の内容が理解できないこともあるかもしれませんが、
順を追って読まれると、後々、意味が通じやすくなると思いますので
、一度読まれた後に再度、太字の部分だけ読まれると
理解が深まるのではないかと思います。



文章によって無意識にチャネリング(自分だと知覚している以外の存在に
チャンネルを合わせてメッセージをもらうこと)しながら書いているものと、
等身大の私が書いているものがあるので、
文章の感じの違いから複数の人が文章を書いているように感じる方も
いらっしゃるかも知れませんが、
すべて書いているのは私、おとぴです。



『いのちのキセキ』というタイトルには「奇跡」と「軌跡」、
両方の意味が込められています。


私という「いのち」の「軌跡」という意味と、
「いのち」そのものが「奇跡」以外の何物でもなく、
生きていることが「奇跡」そのものであり、
人はいくらでも奇跡を起こせるという意味が込められています。


私が自分の「軌跡」を通して知った、
たくさんの「奇跡」は本当に大切なことばかりなので、
一人でも多くの方にお伝えしたいと思います。




どうぞ私の「いのち」が奏でるたくさんの「奇跡」をお楽しみください。




2~3歳のころの私