この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪
全体の目次はこちら
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私もまだまだ誰かを責めたり、許せないと思うことがある。
内と外は同じものなので、そう思うと同時に、
自らの中にも、自分を責める心、
許せない自分がいるんだなと思っている。
潜在意識は主語が理解できないなんて話しもあるが、
深いところでは人に対する感情も自分のこととして受け取ってしまう。
やっぱり、すべてはひとつだから、
それが良いとか悪いとかじゃなくて、
まずその自分を許して受け容れてあげることから始まるのだと思う。
旧章でも話した通り、その仕掛けは幼い頃に始まっている。
仮に相手を許しても自分自身を許していないと、
同じように許せない人が人生に登場する。
もしかしたら幼馴染の家族のことは
子どものころのトラウマも関係しているかも知れない。
亡くなった幼馴染の母親にきびしく怒られたこともあるし、
幼馴染にもその姉にもいじわるをされたり、
仲間外れにされたことがあるのをなんとなく覚えている。
そうはいっても小学校にあがる前のことなので、
私だって、何か酷いことをしているのかもしれないが、
私の記憶の中では仲間外れにされて悲しくて、
何とか仲間に入れてもらおうと努力して頑張っていたのを覚えている。
幼いころのそんな些細なやりとりに
深く傷ついていたのかもしれないと思った。
今、感じている恐怖が幼いころの追体験だとしたら、
どれほどの恐怖を幼い私は経験していたのだろう。
私は色んな生き辛さを抱えた人をたくさん見て来たから、
こんな訳の分からない話を聞いても、安易に責めることができなかった。
いままで本当に生き辛かったけど、これから優しい時代が来る。
だからきっと大丈夫だと私は思いたい…。
今回のことは、私の内側の苦しみが外の世界に表れて、
より生き易くなるためのきっかけを与えてくれてるともいえるだろう。
私が本当の意味で幸せに生きることは、
すべての人の幸せに繋がるはず。
それは私だけではなくて、すべての人にいえる。
そんな風にあれこれ考え、自分を必死で納得させていたが、
自分でもこれほど深い恐怖が
まだ自分の中にあったとは全く気づいてなかった。
そうやって自分の中にある深い深い、人への恐怖、
世界への恐怖をただ見つめて受け容れていった…。
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