この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次は
こちら

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聞いたことが訳が分からなくて、私の頭では処理しきれなかった。

 

 

とりあえず火事の直後にその場に助けに来てくれた

近所のコンビニの店長さんと母は以前、

別の職場で一緒に働いたことがあって知り合いだというので、

母と一緒に訪ねたが不在だったので、置手紙を置いてきた(その後連絡なし)。

 

 

あと事件以来、ずっと連絡を取るのを避けていた、

友達(同級生)に久しぶりに連絡をとって会ってきた。

 

 

友達から聞いた話

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・友達は顔が広いので、幼馴染の面会に行っている

同級生から直接、話を聞いていた。

 

 

・火事当日の話は私が知っているのと、ほぼ同じ。

 

 

・幼馴染は母親を大事にしていて、

家の塀を塗り替えたり親孝行をよくしていた

(たしかに塗り替えているのを私も見た。)

 

 

・幼馴染はナルシストな所があって一日に何度、

鏡をみるかって感じなのに、

よくあんな火傷を負ってまで母親を助けたと友達の間で評判になっている。

 

 

・幼馴染の母親は引きこもりのS子さんに

日常的に暴力を受けていた。

父親が死んだことで、矛先がすべて自分に向くのではないかと思い

母親はそれを脅えて、父親の遺体の前でしばらく泣きじゃくっていた。

 

 

・以前から母親が死ぬと騒ぎながら、

幼馴染に電話をしてきて練炭を買ってきてくれということがあった。

 

実際に買ってくると、落ち着いていたので何度か買ったことがあった。

それは死んで欲しいという意味ではなくて、

本当に死ぬ訳がないと思っていて、あまりにも騒ぐので、

それを買って落ち着いてくれるならと思って買ってきていた。

 

 

・幼馴染の母親は幼馴染をかわいがっていたので、

もし報道にあるように、母親が娘と二人で死ぬといったとしたら、

幼馴染にS子さんのことで

迷惑をかからないようにしたのではないかと推測していた。

 

 

・幼馴染は性格的にやったなら、やったという人だと思う。

 

 

・同級生の推理では、ポリタンクに入った灯油を

相手にかけたのなら、自分にも

多少跳ね返ってかかってるはずだと言っていた。

 

入っている量とか重さにもよるだろうけど、

確かに多少なりとも、かけた本人にもかかるだろう。

 

そう考えると、やっぱり幼馴染の足が

全く火傷をしていないのは不自然な気がする。

その前に、口論の末に暴力にでるよりも、

とっさに灯油をぶっかけるような思考回路の男の人は

そうそういないと私は思う…。

 

 

 

やっぱり母親の焼身自殺の線が

強そうだなというのが、今回の印象だった。

 

 

これはあくまで私の憶測だが、きっと姉と一緒に死のうとして、

何らかしらのトラブルが生じたのかなと私は思う。

 

 

友達と話していてショックだったのが、

うちの父が警察に聞かれたことは

「あの家族は本当にそんなに仲が悪かったか」ってことだけで

当日のことは聞かれておれず、

殺人という方向で情報を集めている印象だったのでなんで

自殺じゃなくて、殺人になったんだろうって疑問に対して、

警察は点数制できっと自殺より、殺人犯を捕まえた方が

点数が高いんだよって言われたことだった。

 

 

たしか警察って点数制だって

警官の友達から聞いたことがあると言っていた。

 

 

本当かどうか知らないけど、確かにやたらと交通違反を

取り締まっている時があって、

それは点数を稼いでるんだよなんて聞くから、

事件も点数制というのもありえない話じゃないのかも…。

 

 

警察内の一部の人だけなのかもしれないが、

お巡りさんって市民の安全のために

働いてくれているんじゃないのかなってショックだった。

 

 

でも、私も以前は公立病院に勤める公務員だったから

年に何度か自己申告の報告書をつくって提出してたけど、

それを評価するのは、直属の上司じゃなくて、

全く会ったことがない病院を管轄している局の役人で、

それで昇給が決まるので、公務員って変な世界だと思っていた。

 

 

 

なんだかこの日に見聞きしたことって、前時代の縮図みたい…。

 

 

実際その場にいた訳じゃないから、正しい判断か分からないけど、

なんだか前時代のゆがめられた世界を見ているようで、とても疲れた…。