この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次は
こちら

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜

 

話は前後するが、弁護士さんが

幼馴染が逃げ込んだお家の方と話をしたいというので、

弁護士さんがいらっしゃる前に母と二人で、

幼馴染が逃げ込んだ家に伺ったらちょうど出かける所だった。

 

 

なので弁護士さんとは話せなかったが、

私たちには当日のこととか色々と話してくれた。

 

 

ここに書いて良いか迷いはあるが、

裁判も終わっているので、書くこととする。

 

 

 

以下、お隣さんから聞いた話

 

*************************************************

 

・最初に気が付いた時は、

幼馴染の家から男女の言い争う声が聞こえた。

 

 

・しばらくして、次に気がついた時は黒い煙が来て、

外に出たら外で幼馴染がケータイで電話をしていた(トランクス一丁)。

 

 

・幼馴染の姉(S子さん)が助けてと言って来たので、

てっきり母親のことかと思って助けにいった。

 

 

・裏門から入ろうとしたら鍵がかかっていた。

仕方ないので周って、表の門から入ったら

母親が血だらけで原爆にあったような、

全身やけどの状態で裸(服は焼けたらしい)で

池の水を「痛い 痛い」といいながらかけていた。

 

S子さんは犬・猫を助けようとしていたそうだ。

 

てっきり母親だと思ったので

危ない火の中を助けに行こうとしたのに、バカバカしく思った

(お隣さんは、犬・猫が好きじゃないそうだ)。

 

Sさんは母親を助ける様子もなく犬・猫の心配をしているので

お隣さんがどうして母親を助けないのか聞いたら

 

「母親は外にでていて、それ以上悪くなりようがないから、

犬・猫を助けようとした」と言っていた。

 

そうはいっても、全身やけどを負っているし、

まだ火がでていて、家が倒れるかもしれないのにおかしいと思った。

 

 

・火事を見に来た近所のおじいさんと

近所のコンビニの店長が母親を抱えて

お隣さんの家の玄関先まで連れて来てくれた。

 

 

 ・母親は玄関の段差にもたれかかっている状態で、

まだ会話ができた。

 

幼馴染と

「今更そんなことを言ったってしょうがないじゃないか」と

少し言い争っている感じだった。

 

 

・Sさんは真っ白い服を着ていたが、全く汚れていなかった。

ウロウロとしていて、お隣さんの家には入って来ていない。

 

 

・後日、そこまでして助けようとした犬猫の遺体を、

(業者もしくは保健所が)お隣さんの家に

回収にくるように連絡をしておくから、

預かってくれとS子さんに頼まれた

(二人はそれまで、ほとんど面識がなかった)。

 

 

・それから何度かS子さんから電話がかかってきて

「(お隣さんが一人暮らしだから)何か困ったことがあったら言って来て下さい。

なんでも手伝います。」と言っていたので

 

「私は一人で生きていけるから」と断り

「その変わり(裁判で)刑が決まったら

近所の人にあいさつにくるように」と伝えたが来なかった。

 

 

・S子さんが

「私は(弟の)極刑を望んでいる」といっていた。

 

刑が決まったあとは

「16年と決まったけど、真面目にやってれば

8年ぐらいででてこれるだろう」と不満そうに言っていた。

 

 

・事件に関しては

てっきり母親が焼身自殺をしたのをかばっていると思っていた。

 

S子さんが、母親がそんな状態なのに、

犬猫を助けに行こうとするのが不自然だと思った。

 

でも母親が「息子が火をつけた」と警察官が聞いたという話だったし

S子さんが弟が火をつけたのを見たと言っているので

疑わしいと思いながら、そのままにしていた。

 

 

****************************************

 

 

聞いた話で、直接、私が見聞きしたことではないが、

お隣さんの話をそのまま信じて

色々と考えてみるとおかしなことばかりだった…。

 

 

目撃者なしということなので、

なんでS子さんは現場をみたという話になっているんだろう?

その辺りが偽証なのか?

(この時は、どこが偽証なのか弁護士さんに聞きそびれたが、

弁護士さんも守秘義務があるので、

後々、聞いたが教えてもらえなかった)。

 

 

もし仮に本当にS子さんが現場を見たのなら、

どうしてお隣さんの玄関先で幼馴染と母親が

一緒にいるのをほっておいたんだろう?

 

 

仮に母親を殺そうとしたのを見たとしても、

実の弟の極刑を望むものだろうか?

 

 

本当に幼馴染が母親に火をつけたとしたら、

実の息子とはいえ、そんな恐ろしいことをした人と

一緒に玄関先に二人でなんて、

恐ろしくていられないと思うのは私だけだろうか?