この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


全体の目次は
こちら

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帰って来てからふと、

精神科で働いていたころに精神鑑定の鑑定医が

 

 

「今度、来る被疑者が放火魔なんだよ。嫌だな~。

断ろうと思ったんだけど断れなかったんだよ。」

と言っていたのを思い出して、私なりに推理をしてみた。

 

 

確か動物って通常、火を恐れるけど、

その恐ろしい火を使って放火をしようなんて極めて異常で

内側に抱えている病理が底知れないから嫌だと言っていた。

 

 

その医師の個人的な見解かもしれないが、

放火をするような人間は絶対に何らかしらの精神疾患を抱えている。

通常の人の心理では考えづらいっていっていた。

 

 

確かに、精神科の看護師をしていた時に

精神鑑定や精神科救急で色々な犯罪者をみて来たが、

放火ってちょっと独特な犯罪だと思う。

 

ニュースとかを観ていると多い印象があるが、

あくまで私が遭遇したケースに限るが、実際は少数な印象がある。

 

 

平和病院(仮名)に勤めていた時に

患者さんが火をつけて病棟が火事になったことがあったが、

その患者さんは妄想で世界没落体験といって

世界が終ったような妄想体験をして、

世界が真っ暗になったから、火の灯をつけようとして、

ベッドに火を付けたら火事になったので結果としては放火だったが…、

本人はそのつもりではなかったと思う

(ちなみに死傷者なくニュースになっていない。)。

 

 

これぐらいものすごい幻覚・妄想状態ならともかく、

放火魔にしても、そうとう異常な病理を持つ人でないと

火をつけようとする人は、なかなかいない気がする。

 

 

通常、動物って火を恐れる。

 

 

でも人間は火を扱うが、ある程度、ルールにのっとった上だ。

 

 

通常の人の心理では、火は危ないというのが頭にあるので、

放火って意外と思いつかないものだ。

 

 

火傷って少ししただけで、ものすごい痛いし

普通の傷に比べて、受傷した時の痛みも

治る経過でも痛みも激しいので、意外と避けて通る。

 

 

精神鑑定の対象になる犯罪は

殺人・強盗・強姦・放火・傷害とあるが、

他の犯罪は被害者の人と対峙しないといけないにも関わらず、

放火だけは対峙しないで良いので、

相手と対峙する勇気のない気の弱い人で

潜在的に強烈な憎悪を持っている人が多いと言われている。

 

 

火に関しては自殺に対しても同じで、

私は仕事柄、自殺企図をたくさんみてきて、

成功した人も失敗した人も知っているが、

焼身自殺って滅多にいない。

 

 

焼身自殺したと聞くと「すげぇ気合い入っているな」って

自殺したこととは、別な意味で衝撃的だった。

 

 

焼身自殺って自殺の中で一番苦しいというし

苦しくて自殺するのに、

他にもたくさん楽な方法があるのにどう考えても苦しい上に、

もし助かった時に、この上なく悲惨な焼身自殺を選ぶって

何か訴えたいことがあるとかで、

そうとう気合いが入っているか

現場でもめたあげくの行動か、

そうとう病んで精神が壊れているかだと私は思う。