この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


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文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


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この時の私はもし「憑いてる」って言われたとしても、
自分がその霊と波長が合っただけだから、
跳ね返せる自分になればいいんだろう…なんて気楽に思っていた。


だけど約束の前日から体調が悪い…。


突然、おなかを壊して、なんだか息苦しいし、頭も重い。
肩も痛いし、朦朧として何か背中に乗っている感じ…。


昔から落ち込むと背中に子泣きじじぃが乗ってるんじゃないかと思うほど、
体が重いことがあったけど、その感じに似ていた。


もしかして子泣きじじぃのような重さを感じていた時も
落ち込んでいることで波長が下がって憑依されてたのかも…、と思った。



私、本当に何かが憑いていて、
それが浄霊されるの抵抗しているんだ…。


そう思っていたら、母親が何もない所で転んだと、
顔の形が変わるほど顔を腫らして帰って来た…。


母親には「年をとると何もないところでも転ぶんだよ」と
転倒予防体操を教えてごまかしたけど、
なんだかおかしい…何なのこれは???


だけど憑いているものに対して、不思議と怖いとか嫌な感じがしない…。


浄霊の約束の日、待ち合わせした山田さんに冗談めいて


「さよならラスカル…
僕らの別れる時がとうとう来たんだラスカル…。」


なんて言っていたぐらい、淋しいけど別れないといけない…。


そんな不思議な感覚だった。




待ち合わせ場所にいくと、
なんと場所はスタバ!!場所を選ばないなんて本物は違うんだな~とこれまた関心。


そこにいたのは織田無道とキューピーちゃんを足して
2で割ったような普通のおっさん。


おっさんは相手に触れると、相手と同化できるといい、
私の腕をつかみながら性格をどんどん言い当てていった。


なかなか当たっていて面白い。

そう感動していると。


「水子いない?」


「はぁ?いませんけど」


「あなたにじゃなくて、あなたの前に産まれるはずだった兄弟」


「あぁ~います。兄がいます。
と言っても私が勝手に兄だと思っているんですけど。
兄は色々と助けてくれるんです。」


「そりゃ駄目だ。そんなことを思ってはいけない。
お兄さんはあなたを妨害している。」