この物語はノンフィクションストーリーです
どこから読もうと読んでくださる方のご自由ですが
できればはじめからお読みいただいた方が
ストーリーが伝わり易いと思います('ω'*)♪


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文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です


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そんな苦しみの中で私はあることに気が付いた…。



人生には乗り越えられない出来事は起こらないっていうけれど、
こんな出来事、普通なら乗り越える必要がないし、
まるで私に何かを知らせるかのように色々なことが起こる。



ずっと私は人とどこか違うと思っていたけど…、
やっぱり私の人生は何かが違う…。



私は他の人とは何かが違う、
私にはやらなきゃいけない役目がある。



そう気付き始めていた。



そんなことを気付かせるために少年は現れてくれたのだろうか…。



そして少年は鑑定入院を終え、
大勢の警官に囲まれながら退院していった。




後日、判決がでたことを鑑定医が教えてくれた。



確か懲役5年ぐらいで少年法では最高刑だと言っていたが
裁判官も「軽きに失する」と刑が軽すぎると言っていたそうだ。



思えば事件から5年以上経過しているので、
あの少年は刑に服して釈放されたのだろうか。その後のことは知らない。




そんな日々の中で私の感はさらに良くなっていったのか、
友達のピンチの時に絶妙なタイミングよく電話をして驚かれ
「おとぴちゃんも、きっと江原さんみたくなれるよ。」
そう言われて自分でもそんな気がし始めていた。